アクアフォーム®は、温室効果の大きいフロンガスを使わず、水を使って現場で発泡させる断熱材。水を含むポリオールとイソシアネートを混合することで発生する炭酸ガスを発泡剤として使用する、人と地球にやさしい硬質ウレタンフォーム素材です。
無数の細かい連続気泡で構成された硬質ウレタンフォームは、グラスウール10Kの約40%UPの断熱効果を発揮。自己接着力も高く、細部への施工が可能です。また、繊維系断熱材に比べ透湿性は低く躯体内の結露を抑制するため、建物の耐久性を高めます。
ISO9001取得工場での製造、販売、そして現場での施工までを一元管理することにより、低コストで高品質な製品を安定供給。品質パトロールカーによる施工確認も実施し、品質をさらに向上させています。
シックハウス対策の一環として、厚生労働省ではホルムアルデヒドやアセトアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)について濃度指針値を定めていますが、アクアフォーム®は特定建材には指定されていません。F☆☆☆☆同等以上の性能を有し、面積の使用制限を受けない安全な断熱材です。
2016年4月1日より段階的に施行されている建築物省エネ法。
2020年までに予定されているすべての新建築住宅を対象にした平成28年省エネ基準への適合義務化や、
標準的な新築住宅でZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の実現に向けてもアクアフォーム®ならフレキシブルな対応が可能です。
冷暖房の効率をあげ、高効率の設備を利用し、さらに太陽光などの創エネを利用すると光熱費の大幅な節約につなげることができます。
住まいの断熱材・省エネ性能を上げ、さらに太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、年間の一次消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅のことです。
認定低炭素住宅とは、県(市又は区)により二酸化炭素の排出の抑制に資する建築物と認定を受けた住宅のことです。省エネ法の基準に比べてエネルギー消費量が更にマイナス10%以上となることや、低炭素化に資する措置が講じられていることが基準となっています。認定された場合、税金や金利緩和等の優遇措置を受けることができます。詳しくはお問い合わせください。
検証1.
検証時間帯の平均外気温:30.1℃
●検証日時:2010年8月20日 13:00~15:20
屋根からの熱から室内を守り今まで熱かった2階も快適に過ごすことができるようになります。
検証2.
検証時間帯の平均外気温:2.8℃ ●検証日時:2011年1月21日 16:30~19:30
しっかりと断熱すると、暖房も効率よく効きます。暖房をしていない廊下や、トイレなども暖かくなります。早朝のキッチンも寒くありません。
肌を露出する脱衣所で血圧が上がり、浴槽に入ると一気に血圧が下がるため体への負担が掛かり突然死の要因に、アクアフォーム®による断熱は、こうしたヒートショックへの対策にもなります。
※測定値であり、保証値ではありません
アクアフォーム®の細かな連続気泡構造は、吸音性にも優れています。高い気密性により外部の騒音や内側からの生活音の漏れを軽減するとともに、アクアフォーム®の細かな気泡構造が音をスポンジ状のフォーム内に吸収します。
木造建築に適したアクアフォーム®に加え、RC造などの建築物や施工箇所に合わせてさまざまな商品バリエーションを取り揃えています。
種類 | |||
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JIS規格値 | A種1 | A種1H | B種 |
該当商品名 | アクアAフォーム 環境に優しい公共RC物件に最適 |
アクアフォームNEO 環境特性の高いHFOを使用した高性能住宅向け |
アクアBフォーム より高性能で結露に強い冷蔵倉庫向け |
全国各地で適正な施工が行われているかを、施工後にメーカーによる品質パトロールカーが巡回して抜き打ち検査。万一基準に達していない現場があれば是正の指示を行うとともに、必要に応じて関連部署へのフィードバックを行います。
認定書の発行
日本アクアの吹付け施工による断熱性能及び品質管理体制が評価され、アクアフォーム®、アクアAフォーム®、アクアフォームNEO®において、IBEC(一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構)による「現場施工型優良断熱施工システム認定制度」※に認定されています。
※一定の能力のある施工業者に正しい施工管理を普及させ、それを対外的に表示することで吹付け・吹込み断熱材の信頼性を高めることを目的とした制度です。
施工技術による品質のバラつきを防ぐため、施工業者にはメーカーのトレーニングセンターでの研修を義務化しています。研修では原液の取り扱いや施工の手順などの教育及び実際の吹付け技能の訓練を繰り返し行い、一定の基準をクリアした場合のみ、施工店として認定されます。
A硬質ウレタンフォームを現場で水の力により発泡し、吹付け施工する今までにない断熱材です。従来のグラスウールなどの断熱材は現場の施工部分に合わせてカットし、貼っていくために隙間ができてしまうことがありましたが、アクアフォーム®では細かい部分にも隙間なく充填でき、接着性も高いため安定した断熱効果を得ることができます。
Aアクアフォーム®は「空気」によって断熱しています。気泡中と大気中の空気は同じ成分なので性能が変わりません。
A壁の中に隙間ができると壁体内結露が発生しやすくなります。アクアフォーム®は湿気を通しにくく、また構造体内に隙間を作らないため壁体内結露が発生しにくい安心な断熱材です。
※アクアフォーム®(吹付け硬質ウレタンフォームA種3)は、省エネ基準上では室内側に防湿層が必要ですが、条件を満たせば省略できる規定があります。
A悪い影響はありません。一般的に断熱材として使用されている繊維系断熱材に結露するとカビが発生し、カビはダニの餌にもなるためダニも発生します。カビやダニの死骸は喘息やアトピーなどの原因になるといわれていますが、結露が発生しにくいアクアフォーム®なら健康的な室内環境が期待できます。
Aもちろんあります。隙間の生じないアクアフォーム®では、従来隙間から入り込んでいた外部の騒音や気になる内部の生活音の漏れをシャットアウト。騒音の少ないプライベート空間を維持するなどのメリットがあります。
Aアクアフォーム®は熱硬化性プラスチックです。高温になっても液化しません。火災の際には約300~400℃の個体の状態で燃焼し、二酸化炭素を発生し、そのもの自体は炭化します。日本工業規格のよる硬質ウレタンフォームの燃焼性JIS A9526の規定に適合した製品です。また従来軸組工法、2×4工法では外壁の30分防火と45分の準耐火構造認定も受けております。